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【一般記事】 2018/11/25更新

11月23日・24日・25日の3日間、奈良の元少年刑務所で
赤レンガフェスティバルが開催されました。
(奈良少年刑務所は2017年3月で廃庁。写真は表門)

赤レンガフェスティバル

この元刑務所は明治時代に建てられたレンガ建築で、
重要文化財にも指定されています。
今回の催しの目玉は刑務所時代そのままの収容棟や
看守所を見学できることです。
(写真は刑務所を取り囲むレンガ塀)

赤レンガフェスティバル

2021年からホテルとして利用されますので、
今回が改築前の最後の完全公開となりました。

たくさんの見学者で賑わっていた少年刑務所の様子を
写真で少しだけ載せておきます。


表門から入ると広い庭があり、正面に庁舎が建っています。
まるでお城のような存在感。

赤レンガフェスティバル

今回の見学コースは庁舎の正面から入ります。
庁舎を通り抜けたら中央看守所(中央監視所)。
見学コースで一番の見所です。

赤レンガフェスティバル

赤レンガフェスティバル

放射状に建てられた舍房(第一寮から第五寮まで)を
効率よく監視できるようになっています。
床の一部が柵になっていますので、下階の囚人の動きも
まとめて見ることができます。

長細い舍房には左右に独房が並びます。

赤レンガフェスティバル

赤レンガフェスティバル

独房は木製の扉。頑丈な鉄製の鍵がついています。

赤レンガフェスティバル

赤レンガフェスティバル

2017年に刑務所としての役割を終えるまで、
しっかり囚人を閉じ込めていました。

廊下から独房の中を監視することができます。

赤レンガフェスティバル

扉には覗き窓と、下部に差し入れ口がありました。


独房の内部です。

赤レンガフェスティバル

赤レンガフェスティバル

部屋の大きさは多機能トイレ(身障者用トイレ)と同じくらい。
扉は木製ですが、扉の内側には鉄板が貼ってあります。
独房に入ってみると、ものすごい圧迫感ですが、
何年も過ごす受刑者はこの環境に慣れていくのでしょうね。


舍房の下階の様子です。

赤レンガフェスティバル

赤レンガフェスティバル

見上げると上の階の様子もわかりますが、
囚人の監視は上からのほうが良いようです。


舍房の地下階も見学することができました。

赤レンガフェスティバル

赤レンガフェスティバル

赤レンガフェスティバル

地下から見上げる舍房のレンガ。
ずいぶん昔に使われていたと思われる浴槽?
電球がぶら下がった倉庫跡。


外から見た舍房。この大きな建物が
あと4つあります。

赤レンガフェスティバル

舍房の横に建っていた建物(職業訓練の施設など)は
すでに取り壊されていました。


舍房の他に医務所と隔離病舍も見学できました。

赤レンガフェスティバル

赤レンガフェスティバル

どちらも1908年に建てられたものです。
隔離病舍(写真下)は精神疾患者が暴れた場合に
利用されていました。


最後に刑務所時代の名残りを。

赤レンガフェスティバル

あちらこちらで見かける鉄条網。
受刑者が逃げられないように、登りやすそうな場所には
ぐるくる巻いてありました。


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